「アクセルワールド」
【あらすじ】
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って“速さ”を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女“黒雪姫”との出会いによって、彼の人生は一変する。少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは“加速世界”の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士“バーストリンカー”となった瞬間だった。(テレビアニメ『アクセルワールド』のwikipedia・公式サイト等参照)
弟が漫画を持っていたので読んでみました。
ネタバレ防止のため、内容については詳しくは話せませんが、
とにかく、オタク読者を対象とした作品としては満点に近い内容なのではないかと思います。
とにかく、オタク読者を対象とした作品としては満点に近い内容なのではないかと思います。
ちなみに私はオタクではありません。(笑)
主人公がキモデブ、という要素は嫌でも各々の抱える劣等感との同調効果があるし、なおかつ徹底的にこれでもかというほど『現実世界では駄目な奴』として描くことで一応の予防線を張っておく。
最近のラノベではどこか自分と突き放した視点から世界を認識している主人公が多く、予防線としての主流はこっちだったので、現実の自分のダメさを繰り返し繰り返し受容する主人公は意外と新鮮でした。どちらかと言うと、動機の動かし方だけ見れば少年漫画的な王道ストーリーかな。
それに、「退屈しない話」という意味でもかなり評価できますね~。
グダグダになりがちな日常部分で大風呂敷の一部を小出しにしていくスタイルはすごいな!と思いました。意外とこれが出来てる作品はあまり無いんだと~。
物語の『転』となるべき、《葛藤→価値観の変化》はテンプレどおりだが、物語が一番盛り上がるところで主人公が提示する思想がオタク対象の作品として満点だった(笑)
「俺は勉強もスポーツもダメだが…(略)」
この先は読んでみてください。
むしろ、読んでみたいだろ~
ワイルドだぜ~
ではさようなら~
サイキンオタクネタオオイ
ダメカナ?
マッイイカ!(笑)
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